形あるもの、いつか壊れる
ある日会社から帰ってきたら、食卓の上の電灯になにやら違和感が。

三連の吊り下げ式の電灯でガラスの笠がついているタイプなのですが、よく見たら真ん中のランプシェードが割れています。

どうも私がいない間に子供が何かを振り回してぶつけてしまったようです。
新聞紙で応急処置
とりあえず、そのままでは危ないので割れたランプシェードは外しておきました。

うーん、でもやっぱり見栄えが悪いですね。応急処置として新聞紙を巻いてみます。

裸電球よりは少しマシ?かな・・・。でもやっぱりちょっとみすぼらしいかも。明かりをつけてみると少しいい感じになりますが。

とにかく真ん中の電灯だけ違和感がすごいので、ランプシェードだけ買えないか探してみたのですが、なかなかいいのが見つかりません。それなりの見栄えのものだと何万円もしますし、また子供が割るかもしれないと思ったら・・・。
和紙で自作してみる
というわけで、自作してみることにしました。まずは近所の和紙のお店で、柔らかい色調の和紙を購入。

清潔感のある白に、主張しすぎないまだらなパステルカラーの絵柄が優しい感じです。これ一枚で648円とお財布にも優しいです。
まずは新聞紙で型紙を用意。

鉛筆で薄く型を写してはさみでカットします。

これを、電球に巻き付けてテープで仮留め。

ねじ穴に合わせて、精密ドライバーで孔をあけておきます。

一旦取り外して、同じものを三枚用意。

他の二枚にも同じ位置に孔をあけて、三つとも電灯に取り付けてみました。

スイッチをつければなかなか味わいのある電灯になりました。が、ちょっと角の出っ張りが気になります。なので、はさみで調整。

完成
手作りのランプシェード、めでたく完成。

模様が内側に来るように巻いたので、明かりをつけると絵柄がほのかに透けて見えます。